ペンタックス K-7 | Pentax K-7
2009年にPentaxからトップのDSLRモデルとして登場したK-7は、Kマウントレンズを使用しており、K20Dの後継機種となりました。このモデルは、他の競合モデルよりもコンパクトなボディに「プロシューマー」向けの機能と高品質なビルドを求めるユーザーに好評で、スタイリッシュな防塵ボディを採用しています。また、Pentax独自のAPS-Cセンサーボディ向けに設計されたコンパクトで高品質な単焦点レンズであるDAシリーズとも相性が良いです。
K-7の唯一の欠点は、Samsungが製造した14メガピクセルセンサーの使用でした。このセンサーは詳細な画像をする一方で、高ISOノイズやダイナミックレンジにおいて競合するセンサーよりも劣っており、特にPentax自身のK-xで使用されているソニーセンサーには及びませんでした。K-xは価格が数百ドル安いカメラでした。そのため、K-7の後継機であるPentaxK-5では、性能が明らかに向上した別のソニーセンサーに切り替えられました。
このように、K-7はPentax/Samsungの協力関係の終わりを告げるものとなりました。