オリンパス / OM-77 | Olympus OM-707 / OM-77
1986年、オリンパスは成功を収めていたOMシステムの一環として、完全なオートフォーカスの一眼レフカメラボディを作る試みとしてOM-707をリリースしました。一部の市場ではOM-77と呼ばれていました。1985年、ミノルタ7000がPentaxME-F、OlympusOM-30、CanonT-80、より本格的なNikonF3AFなどの様々な失敗した試みの後、使えるAFSLRとなりました。これにより、NikonF-501、CanonEOS650、OlympusOM-707、PentaxSFXなどの競合モデルがリリースされました。OM-707はその中で最も成功しなかったモデルでした。OMベイネットマウントを維持し、すべてのOlympusOMレンズを取り付けることができましたが、オートフォーカス用に特別に設計された新しいOMAFレンズには手動フォーカスリングがありませんでした。これは、最初のオートフォーカスシステムが非常に正確や感度が低かったため、手動でオーバーライドする必要がある場合が多かったため、不評でした。これに対するオリンパスの解決策は、「パワーフォーカス」という機能を含めることでした。