ニコン L35AF | Nikon L35AF
ニコンL35AFはニコン初のオートフォーカス機能を搭載したコンパクトカメラでした。競合他社がポイントアンドシュート市場を開拓してから数年後の1983年に発売されました。そのため、Lシリーズの最初のモデルでもありました。頑丈なデザインと優れた仕様により、即座にヒット商品となりました。その後、コレクターの間でカルト的な人気を博しています。"オートデート"機能を搭載したバージョンはL35ADと呼ばれていました。日本では、L35AFは"ピカイチ"(最高級)という愛称で呼ばれていました。レンズは若宮浩一によってゾナー式のアップデートとして設計されました。
仕様は以下の通りです。
-35mmフィルムカメラ
-レンズ:35mmf/2.8、オートフォーカス(0.8mから無限遠まで)。4群5枚構成。46mmフィルタースレッド。
-露出:完全自動、範囲はEV6(f/2.8、1/8秒)からEV17(f/17.5、1/430秒)。ASA/ISO100フィルム使用時。
-フィルム感度範囲:初期版ASA/ISO50-400;後期版ASA/ISO50-1000。
-特徴:内蔵フラッシュ。
-電源:t