ライカ IIIa | Leica IIIa

メーカー(分類)Leica
製造国ドイツ
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ライカIIIa、またはライカIIIa(G)、は1935年にライカによって導入された35mmのレンジファインダーカメラで、ライカIIIのアップグレード版であり、1/1000秒のシャッタースピードが追加されています。ライカIIIaの主な特徴は、フロントダイヤルにT(シャッターが開いたまま)、1秒、1/2、1/4、1/8、1/20、トップダイヤルに1/40、1/60、1/100、1/200、1/500、1/1000、Z(リリースボタンが押されたままシャッターが開いたまま)というシャッタースピード範囲です。ライカIIIaはクローム仕上げのみで製造されました。黒いライカIIIaは、ライカ工場でIIIaにアップグレードされた初期の黒いカメラです。戦後、約500台のライカIIIaがサール地域(当時はフランスが管理)の光学企業Saropticaで組み立てられ、トッププレートに「MonteenSaar」と刻まれています。ライカIIIaは1935年(シリアル番号156,201)から1948年(シリアル番号356,550)までヴェツラーで製造され、1948年から1950年にかけてサール地域で(356,701-357,200)製造され、約91,000台が生産されました。