ローライ Magic | Rollei Magic

ローライ・マジックは、ドイツのブラウンシュヴァイクにあるフランケ＆ハイデッケ社によって製造された中判のTLRカメラです。当時の需要に応えるために自動露出制御付きのTLRが望まれていたことから、ローライはこれに応えるために開発しました。シャッター会社のプロントールがそのために新しいシャッター、プロントールマット-Sを設計したことで、ローライはこれを実現しました。ローライ・マジックは120タイプのロールフィルムを使用します。120フィルム1本あたり12枚の6x6cmの正方形画像を撮影することができます。特別なマスクセットを使用することで、カメラを調整して120フィルム1本で16枚の4x4cmまたは4x5.5cmの画像を撮影することができます。フィルムゲートに挿入されるマスクは、自動的にフレームカウンターを12から16に変更します。ローライフレックスとの大きな違いは、レンズボード全体を動かすのではなく、フロントセルフォーカシングを使用していることです。適切なマニュアル速度制御がないというアフターセールスの苦情が多く寄せられたため、ローライは第2のモデルであるローライ・マジックIIを発売しました。